仕事も家庭も諦めない
開発担当、16時までのママさんシンデレラ
SIXPAD部 E.H 中途 2012年入社

ふたつの人生を贅沢に味わう時短勤務でママとキャリアの両立に挑戦 ふたつの人生を贅沢に味わう時短勤務でママとキャリアの両立に挑戦

ふたつの人生を贅沢に味わう
時短勤務でママとキャリアの両立に挑戦

私の仕事は主に3つ。1つ目は『SIXPAD』のトレーニングスーツの開発をしています。2つ目は既に世に出ている『SIXPAD』の商品を海外展開するための準備。3つ目は『SIXPAD』のすべての商品の仕様変更の取りまとめです。サポートが3人いますが、メインで進めさせていただいています。

でも、実は私、時短勤務なんですよ。子供がいるので現在は9時~16時の6時間勤務(昼休みを除く)です。ほとんどの場合、時短勤務になると大きな仕事って任せてもらえないじゃないですか。どうしてもサポート役に回ることが多いと思うんです。そこで仕事を諦めるしかない人が多い中、私に大きな仕事を任せてくれるのは人を大切にするMTGだからこそ。

だからこれは挑戦ですね。最初は不安もありましたけど、私がママ社員の道を作ろうと決めたんです。結婚もして、子供もいて、仕事もして、どれも諦めなくていいんだよというやり方を切り開いて、後にみんなが続けるようにしたいなって今、頑張っています。

時短勤務だからといって、他のメンバーよりも何かが優遇されるわけではありません。だから仕事中はより一層の集中力が求められます。でも、退社したら完全に切り替えて、バチッとお母さんになる。ある意味、すごく贅沢に時間を使わせてもらっていますね。ふたつの人生を一人で味わっている感じです。仕事で失敗しても、子供と過ごすことで復活できる。すべてがいいモチベーションです。

SIXPAD

限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮する
タスク管理を武器に満足する結果を導き出す

そもそも開発って、とにかく次々に問題が起こるんです。出荷間際に重大なエラーが見つかったり、社内やパートナーさんから思いがけない意見が出たり。発売予定日が迫ってくる中でこれはもう間に合わないかもと思う時も正直ありますね。でも、そこで諦めたらすべてが終わり。責任者は私なんだから、最後まで責任をもってやり遂げなくちゃいけない。そのためには、タスク管理が重要になってきます。特に私は時短勤務ですから、他の人よりも勤務時間は短い。でも、それを理由にするわけにはいかないわけですから、決められた時間で決められた業務をやり通すための管理能力が、まずは何よりも必要なんだと思います。

例えば、私が担当している『SIXPAD』のトレーニングスーツは、着圧によって負荷を与えるウェアなんです。開発は順調に進んでいたのですが、試着の結果、多くのモニターから「正しい着用の仕方がわからない」という声が多くあがりました。「身体にぴったりフィットするものだから」と開発チームではそこに問題を感じていなかったのですが、お客様が購入後に正しく着用できなければ大問題だし、最初から着るのが難しいイメージがつくのはよいことではありません。「だったらどうしよう」ということで様々な試行錯誤を始めました。
まずは開発パートナーを始め、多くの人からアイデアを募りました。多くのアイデアが集まりましたが、締め切りが迫る中で全部を試していくには時間が足りません。
しかし、最高の結果を導き出すにはより多くのアイデアを試す必要があります。
時間を守ることと、より多くのトライをすること。これらを両立するというジレンマを乗り越えるためには、アイデアの整理をして優先順位を導き出し、無駄のない行程で進めるためのスケジュール管理が重要です。そのため、自分は何をやるべきかをまずはしっかり把握し、整理していくことを徹底することを心がけました。そうすることで、より多くの人の意見を聞くこともできたし、満足がいくまでトライ&エラーを繰り返すことができましたね。

最終的に、着用方法に関しては「マニュアルに落とし込もう」とシンプルな結果に落ち着きました。もちろん、エビデンスのチェックも忘れていませんよ。
この経験は、満足する結果にたどり着くまでに、限られた時間の中でやるべきことをクリアにし、人にも相談しながらもうまく収められる……そんなチカラが自分にもついてきたのかな、と実感した瞬間でした。

焼肉会や温泉旅行明確な目標設定で味わった大きな達成感 焼肉会や温泉旅行明確な目標設定で味わった大きな達成感

焼肉会や温泉旅行
明確な目標設定で味わった大きな達成感

前職でアパレルの商品企画をやっていたこともあり、以前は姿勢サポートシート『Style』の商品企画や制作をやっていたんです。

ある時、販売パートナーさんへの説明会をやったんですよ。前日入りして、東京営業所のセミナールームを説明会用に作りこんだんです。パネルも自分たちで出力して板に貼って作って、展示も考えて作って、カイロプラクティックの先生も呼んで実演してもらったりもしました。

商品を発売する時期だったので、「売れる商品だ」と思ってもらうために、営業と開発と制作のメンバーでチームを作って打ち合わせを繰り返し、販売台数の目標も設定しました。

そしたら、ある打ち合わせの時に、この目標を達成したら「達成おめでとう焼肉会」、この目標を達成したら「温泉旅行」といった具合に、社長が明確な目標設定をしてくれたんですよ。単純なんですけどメンバーみんなに気合が入って、私の産休直前に目標達成して焼肉に行けました。このことはすごくいい思い出ですね。頑張ってよかったなと達成感を味わった経験の一つです。

他にも、部署に関係なく、多くの人が声をかけてくれるんですよ。「頑張ってるね」ってことだったり、「このあいだのやつ見たよ」ってことだったり。頑張っている人にとって、そのことを評価してくれる人がいることはすごく嬉しいことだと思います。どんなに小さな努力でも、MTGではどこかで誰かがいてくれている、誰かが見てくれていると思えることが多いです。そういう一つ一つが「もっと頑張ろう」って思うための活力になっています。

SIXPAD

夢はかっこいいお母さん
もっと大きなチャレンジを諦めない

私の夢は子供が大きくなった時に「MTGで働いているお母さんかっこいい」って言ってもらうこと。ただ働いていることがかっこいいだけじゃなく、私の働き方も私が作ったものも含めて「かっこいい」って思ってもらいたいんです。
やっぱり自分が開発に関わった商品には人一倍思い入れがありますし、自分や自分の子供が使っても安全だって思えるように作ってる。だからラインナップがたくさんある『Style』の商品なんかは自分でも愛用しているし、子供がもう少し大きくなったら「Style kids」を使いたいと思っているんですよ。その時が来たら「これ、お母さんが企画したんだよ」って胸を張って言いたい。そして一緒に使いながら「お母さんこれすごくいいね」って言ってくれたら最高ですね。

今はまだ子供が小さいので、時短勤務はもうしばらく続くと思うんです。でも、その夢を叶えるためにもグループリーダーという役職に挑戦したいと思っています。実は産休前にグループリーダーをやっていたんですが、その時にメンバーとうまく信頼関係がうまく作れなくて…。その時の自分のやり方を振り返るとすごく後悔があるんです。産休から復帰し、開発という役職を与えられた私に寄り添い、支えてくれた上司たちのように、自分の仕事もしながら人材育成にも再チャレンジしたいです。もちろん、MTGがもっともっと光り輝く会社になるように、もっと売れる商品を担当して実績も残したい。夢はまだまだたくさんあります。明るく前向きに、一緒に夢を見れる人がいたらMTGに飛び込んできてほしいですね