お客様のニーズに
寄り添い期待を超えていく。
新たな開発キャリアを体現する
品質保証のトップランナー
品質保証 R.S 新卒 2015年入社

夢に向かって挑戦を続けるMTGなら、成長できると確信。
学生時代の知識や経験を役立てながら、社会に貢献したいと思いました。

就職をするにあたり、私が一番に求めていたのは「成長できる環境」です。企業の考え方が知りたくて、様々な会社のトップセミナーへ積極的に足を運びました。MTGは夢に向かって挑戦を続ける会社で、成長意欲が高い人に適した場所。失敗を恐れずチャレンジさせてもらえる環境に、強く興味をひかれました。

また入社の決め手のもう一つは、MTGなら大学時代の知識や経験が生かせるのではないか、と感じられたからです。“モノづくり”を担うメーカーだからこそ、勉強してきた機械の知識を役立てられると思ったこと、また展開されている事業が学生時代から関心を持って活動してきた「健康寿命」というテーマに繋がったこと。自分の“これまで”を今後につなげ、会社や社会に貢献したい、と思いました。

品質を改良し、よりよいモノをお客様のもとへ。
不具合対応は、大きなやりがいを感じる誇りある仕事。

入社後はテクニカルサービス課に在籍。お客様が購入された後に生じた商品の不具合について原因を検出し、関係部署に発信していくことがメインの業務でした。2年4カ月、お客様の声にひたすら耳を傾け商品の問題点に向き合った経験を経て、現在は品質保証課へ異動。不具合対応という意味では以前の部署と共通していますが、大きな違いは検出された不具合の改善を担っている点です。検査を通して不具合が疑われたものが対象となります。当然、商品ごとに仕様が異なるため膨大な知識量が必要とされますが、私はそこに面白さを感じています。

数万台、数十万台の機器の量産において、不具合をゼロにするのは現実的には大変困難です。ただ、ゼロを目指すために努力を重ねることはできる。自分もメンバーもそれぞれの強みを活かし、他部署やパートナー企業からの協力を得ながら目の前の商品一つひとつに対峙しています。安全性、機能性、採算性、外観…全てのバランスを取りながら、最短の期間でベストな品質へと改良していくには高いハードルを越えなければなりません。でもその分、やりがいも大きい。数多くのアイテムに携わっていられる環境も、お客様の喜びに直結する仕事を任せてもらえることも、とても誇りに思っています。

どんなトラブルが起きているか、テクニカルサービス課でお客様の声に接してきたからこそ、自分の手で改善できる現在の環境に感謝しています。お客様に近い領域で幅広い商品に向き合いながらキャリアを積んでいくこの道こそ、私にとってベストだと思っています。自分のキャリアが今後のMTGにとって、新しいモデルになれば嬉しいですね。

お客様に近い場所にいるからこそ培われた、強い使命感。
商品の先にいる人たちへの責任も負うということ。

最短で、最善のものに作り替える。それが自分たちのミッションですが、改良までに1年以上を費やした商品もあります。品質保証課へ異動してすぐの頃でした。不具合の原因を一向に特定できずにいる中、その製品を主力商品として販売していただいている企業様に呼ばれて伺うことに。そこで先方の社長から突き付けられた現実は、大変厳しいものでした。「うちにはこれしか売るものがない。何百種類もの商品を扱うMTGさんとは違う。」と訴える社長の憤り、またそこで勤務されている社員の方々からは悲痛なコメントが寄せられ、心が本当につぶされそうになりました。

改善策が見出せない日々が続きましたが、先輩や他部署のチーム、パートナー企業様など多くの方々が手を差し伸べてくださいました。そして、小さな品質改善を一つ一つ積み重ねていったことにより、苦しい状況を打破することができました。
自分たちの商品の一つでもおざなりにしてしまうと、大切なお客様に大きな影響を与えてしまうことがあるんです。その責任の重さを痛感して初めて、一つひとつの商品に魂を込めて向き合わなければならないと揺るぎない覚悟を決めることができました。この経験のおかげで販売してくださる方の声を直に聞くことができ、商品はもちろん、商品に関わる全ての人に対しても大きな責任を負っていると実感すると同時に、それは強い使命感として、自分の原動力になっています。

お客様のニーズを商品化。
新たな開発モデルを構築して、世の中をもっと幸せにする存在へ。

今後の目標はこのまま現状にとどまることなく、会社や世の中のために、自分のあるべき姿を追い求めていきたいですね。具体的に描いているのは、一年後に現在の私の業務を自動化した品質管理システムを構築すること。品質管理は持続不可欠な領域だからこそ、自動的に改善できる仕組みを作ることで、より安定的な運用を実現させたいと思っています。それが成功したら、次は開発へとステップを進めていきたいです。

MTGは社長の類稀なビジネスセンスとアイデアを武器に商品が開発されることが多いんですが、そこにお客様のニーズを反映した商品開発モデルを加えたいと考えています。「もっとこうだったら」「もしもこんなモノがあれば」というお客様の声を活かし、市場に合った商品で、MTGという会社がさらに世の中を幸せにする存在になれるはずですから。

最後に、学生の方にメッセージを送るなら「後悔しない就活をしてほしい」。その一言に尽きます。社会に出て実現したいことは何か、どういう人間になりたいか、もっと先を見据えてどんな人生を送りたいか。自分と徹底的に向き合うことで、イメージを鮮明にしてほしいですね。知名度のない会社だって、考え方や働く人に触れていけば新しい気づきを得られるかもしれない。どんどん選択肢を広げながら、自分の未来を賭けられるベストな会社を選んでください。