- 2025/07
- お知らせリリース
2025年大阪・関西万博会場、インテックス大阪会場で
安全・健康・ウェルビーイングについて発信
安全・健康・ウェルビーイングについて発信

■ ハイレベルサミット
いのちをつなぐ未来社会 ― 安全で健康的な労働
国際機関、政府代表、ビジネスリーダーが集合し、いのちをつなぐ未来社会を見据え、安全、健康、福祉を国家戦略および企業戦略に統合していく上で、どのように相互に支援し合えるか意見を交わしました。国際機関と政府代表は、企業が信頼とイノベーションの精神に基づき、安全、健康、福祉に関する将来を見据えた政策や枠組みの策定において、どのように積極的に行政を支援し、協力していくことができるかについて考察を述べるとともに、規制とコンプライアンスを重視するアプローチから、企業が持続可能な安全、健康、ウェルビーイング文化を構築できるよう、真に支援し、エンパワーメントを図るアプローチへと、どのように移行できるかディスカッションしました。
また、ビジネスリーダーを代表する一人として、MTG代表取締役社長 松下剛が登壇し、コンプライアンスの枠を超え、安全、健康、ウェルビーイングを中核ビジネス戦略に統合し、社会的持続可能性、従業員エンゲージメント、そして長期的なビジネス成功の原動力とするための最も効果的な方法として、企業理念に基づく成長ストーリーについて語りました。
働く人ひとり一人が幸福であることを最大価値として定めるMTGの企業理念が、企業文化とビジネス戦略にどのように影響し、今後どのような発展を目指すのか、個人と社会が共に「輝く」ことができる職場環境を創造するというMTGのアプローチについて紹介しました。


■ フェスティバル
ゴースト血管と血流促進繊維VITALTECH® 血行不良による不調・ウェルビーイング
~24時間 血行促進で不調に立ち向かう、新たなライフスタイルとは~
健康とウェルビーイングのテーマの中で、働く環境・生活の質の向上において血流促進の大切さを伝えることを目的としたセッションで、血行不良によって毛細血管が消失する「ゴースト血管」を命名した大阪大学微生物病研究所 高倉伸幸教授をお招きし、誰もがリスクを抱えているゴースト血管化による様々な身体不調について解説をいただきました。~24時間 血行促進で不調に立ち向かう、新たなライフスタイルとは~
MTGが新たに開発した血流促進繊維VITALTECH®は、24時間365日、着るだけで血流促進をするVITALTECH®はゴースト血管を正常な血管に導く可能性を秘めており、改善提案のひとつとして、この新たなライフスタイルが社会全体のウェルビーイングの実現にどのように寄与するか、セッションを通してディスカッションしました。


ISO/TC281ファインバブル技術宣言(TC281/FBIA)
ISO/TC 281 ファインバブル技術の産業化についてISO活動を通じて進めることとファインバブル技術のISO化は産業会主導で推進することを内容とした「ISO/TC281ファインバブル技術宣言」をISO/TC 281とファインバブル産業会(FBIA)共同で行いました。本宣言は、ISOビジョン2030における「生活をもっと楽で安全で良いものにする」の実現を基本目標とし、「ファインバブル」定義規格などISO規格の全面的使用促進、持続可能な開発目標(SDGs)や世界的なニーズに対応し、環境に優しいファインバブル技術の世界的な普及を目指した産業化を最優先事項とすること及び幅広い応用分野の要請に応えたISO規格化の推進を具体目標として産業化に取り組んで行くことを内容としています。
ファインバブル産業は、このようなISOを通じた健全な産業の創生とファインバブル技術の普及を通じて、持続可能な社会の実現と共に快適で安全な生活環境の提供に貢献し、ウェルビーイングの向上に寄与してまいります。


■ シンポジウム
超高齢社会におけるEMSリハビリテーションの可能性
EMS(骨格筋電気刺激)は超高齢社会の日本国内に於いて需要が高まっており、特に高齢患者が増加の一途を辿る病院の臨床現場にて、運動がしたくても高強度な負荷をかけた随意運動ができない、虚弱高齢者のリハビリテーションに活用される事例が増えています。本セッションを通じ、高齢労働者の怪我の予防に繋がるEMSの活用事例や、実際に患者のリハビリテーションにEMSを使用している臨床事例や研究事例を3名の先生より紹介しました。中京大学スポーツ科学部渡邊教授からは、他動的に筋肉を鍛えることができるEMSとはどういった技術なのか、そのメカニズムの解説、研究論文、及び、高齢者の労働災害が近年増加傾向にあり、加齢に伴う身体機能の低下による怪我の予防に繋がるEMSの有用性について紹介いただきました。 金沢大学理工研究域フロンティア工学系西川准教授からは、超高齢社会におけるEMSの可能性について、虚弱高齢患者にEMSでのリハビリ介入をした研究事例や、EMSによる代替運動が認知症予防に繋がる事例などを紹介いただきました。
医療法人偕行会名古屋共立病院森山先生からは、現在、患者に対して行なっているEMSを活用した臨床事例をご紹介いただきました偕行会は国内における血液透析患者の数が3番目に多く、高齢化の進む透析患者に運動療法の一環としてEMSを使用しています。週3回ベッドの上で4時間血液透析を行う透析患者は脱重力状態が続きサルコペニアになり易く、転倒、骨折のリスクも高まることから、その予防の為に血液透析中にEMSを活用している事例を紹介いただきました。



左から)中京大学 スポーツ科学部 渡邊教授、金沢大学 理工研究域フロンティア工学系 西川准教授、医療法人偕行会名 古屋共立病院 森山先生、株式会社MTG上席執行役員SIXPAD本部長 石谷桂子
着るだけで血流促進させる衣服技術 血流促進繊維VITALTECH®
MTGでは、事業ビジョンに掲げる"VITAL LIFE~世界中の人々の健康で美しく生き生きとした人生の実現~"のために、生命維持に欠かせない「血流」が大切であるという考えのもと、約20年、血流に関する研究開発を進めてまいりました。酸素や栄養素を全身に行き届ける血流は生命維持に欠かせない機能であり、着るだけで「美と健康」に導く衣服の実現を目指し、新たに血行促進効果のある血流促進繊維VITALTECH®を独自開発しました。
VITALTECH®は、セラミックの遠赤外線効果により血行を促進する化学繊維で、定められた規格と基準を超える血行促進効果が認められることにより、医療機器とされ、血行促進の他、疲労回復、筋肉のハリ・コリの緩和、筋肉の疲れを軽減などが期待できます。
本セッションを通じ、血行促進の重要性やリハビリテーションの現場における血行促進の可能性について第一人者を迎えて発表しました。
大阪大学微生物病研究所 高倉 伸幸教授からは、血行改善がもたらす健康と抗老化についてご紹介いただきました。
森ノ宮医療大学 インクルーシブ医科学研究所 所長 工藤慎太郎教授からは、リハビリテーションの現状と血行促進の可能性についてご紹介いただきました。
着るだけで血行促進ができ、老若男女が日常生活に手軽に取り入れられる繊維技術として、超高齢化が進む日本において健康寿命の延伸に貢献するとともに、世界中の人々のウェルビーイングの実現を目指してまいります。



左から)大阪大学微生物病研究所 高倉 伸幸教授、森ノ宮医療大学 インクルーシブ医科学研究所 所長 工藤慎太郎教授、株式会社MTG VITALTECH本部 竹中淳也
■ 働く現場の環境展
インテックス大阪にて、株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 小原暁子)の主催する「はたらく現場の環境展(JIOSH+W)」に出展し、会場を訪れる方々へ機能性とデザイン性を備えたMTGブランドの製品を紹介いたしました。

【本件へのお問い合わせ先】
www.mtg.gr.jp/feedback/
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