「一家に一台『SIXPAD』」の時代へ
世界No.1の価値を作る、
新進気鋭のグループリーダー
SIXPAD部 M.S 新卒 2008年入社

まさかの大抜擢
社運をかけるプロジェクトに召集された
デザイン出身の開発課グループリーダー

SIXPAD部という部署で、商品開発をしています。SIXPAD部はちょっと特殊な部署です。普通は開発部門、広報部門といった形でそれぞれが独立しているのですが、ここには広報の人間、クリエイティブ、開発の人間全てが在籍しているんです。いわば、SIXPAD部自体が一つの会社みたいな組織体系になっています。
今は企画開発に携わっている僕ですが、出身は芸術大学でデザインを専攻していました。入社初年度は商品企画、2年目は取扱説明書の製作、3年目はプロダクトデザインと様々な部署を転々としていました。しかし正直、不完全燃焼なのは否めなかったですね。

そんな僕がグループリーダーとして『SIXPAD』の先行開発部門に呼ばれたのは入社4年目のことです。SIXPAD部は『SIXPAD』を先行開発するための部署です。社運を賭ける気概が伝わってきた部署にグループリーダーとして呼ばれた時、最初は「なんで」と思いました。もともと理系だったわけじゃないし、工業を学んだこともありません。ただ、今になって考えると、入社してからの3年間、商品の企画開発からエンドユーザーの手元に届くまでの全ての工程を、様々な部署で一通り経験させてもらったことが、決め手だったのかもしれません。『SIXPAD』のプロジェクトに関わる全ての工程を理解し、複数の部署を横断するマネージメントができると判断してもらえたのかなと思います。

異動してからは迷っている暇はありませんでした。とにかく、プロジェクトを成功させるために、いきなりトップスピードです。一歩でも前に、と走り続けてきました。

世界中の人々が美しく、健康になる未来に向かって 世界中の人々が美しく、健康になる未来に向かって

商品開発の全てに携わる。
立ちはだかる困難に打ち勝つのもやりがいの一つ

僕が携わっているのは企画開発。商品を企画し、仕様を決定する仕事です。でも、仕様を決めて終わりではありません。実際に設計を進めると仕様が変わることもあるし、全体のスケジュール、金額管理もやります。商品開発のスタートから始まって、発売後も投資金額に見合った利益が取れているのか、海外展開するには仕様をどうするのかを考える。商品の入口から出口まで、全てを見ることができます。

大手企業で開発というと、普通は工程ごとに分かれています。でもMTGでは年間何十億という規模の開発を一人の担当が全部見れる。そのチャンスってほとんどないと思うので、そこがこのグループの面白いところですね。
「何か一つのことを集中してやりたい」という人、例えば車を作る時にホイールのデザインだけをやりたい人には向かないかもしれません。でも、最高のホイールを作るためにボディの部分から携わりたいという人にはぴったりの部署じゃないかなと思います。
そして何よりもこの部署で企画することは新規性が高い。既存のものをリニューアルするだけじゃなく、世の中にないものを作る。新しい技術、革新的なプロダクトに関わることができる。たくさんの技術パートナーとも直接話すこともできるので、技術的な新規のスキルがどんどんついていきます。これは他では味わえないMTGの開発だからこその面白さじゃないかなと思います。

逆に大変なのは予想もしない問題が出てくるところ。世の中に出ていないものを作るということは、作り方やそのための道筋がないってことなんです。だからまずは「これ、誰が作れるんだどうやって作るんだ」ってところから考える必要があります。作り始めてからも問題が頻出するし、審査一つにしても想定外のことが起こります。それを一つ一つクリアしていかなくてはいけない。そういう時は大変だけど、同時に「やってやる」とも思いますね。

例えば『SIXPAD』を例に話すと、試作機が出来上がって社内でプレゼンをする。そうすると、一方から家庭用だからボディをコンパクトにして欲しいとの要望がでる。でも、一方では安全性を考えるともっと大きい方がいいといった要望がでる。そんな具合に、それぞれの立場でいろいろな意見が出てきます。発売するために、僕らはその両方を納得させなければいけない。そこをどうするかは、最終的には発想力になるのかなと思います。みんなでアイデアを出し合って、両方を納得させられた時には「やった」と、心からの達成感が味わえます。いろいろなところからビックリするようなアイデアも出てきます。「無理でしょ」と思うようなことにトライして、クリアした時はこの仕事に対するやりがいを感じますね。

SIXPAD
MTGが仲間であり家族のような温かさを感じた瞬間 MTGが仲間であり家族のような温かさを感じた瞬間

一本の電話から伝わる想い
立場や環境を超えた評価を体感できるのは、
MTGならではの喜び

正直、毎日すごく忙しいです。時々、何のために仕事をしてるんだろうすごく忙しいし、何のためにMTGでやってるんだろうって思う時があります。でも、そんな時に思い出すエピソードがあるんです。

『SIXPAD』のIoT搭載商品の開発は、僕にとってもチームにとっても困難の連続でした。やっと完成してホッとしたのもつかの間、CM撮影帰りの社長から直接電話がかかってきたんです。日曜日の夜のことでした。僕は何か問題でもあったのかと思って、緊張して電話に出たんですよ。そしたら「おう」って。「ロナウドに見せてきたぞ。よう出来とった。すごくいい出来だって言ってた。お疲れさん。ようやったな」と言ってくれました。ただそれだけの電話を、撮影でスペインに行き、フライトで疲れているのに、空港に着いてすぐにしてくれたんです。普通なら、翌日以降に会社で聞くような言葉だと思うんですよ。でも、そうじゃない。立場とか自分が疲れているとか関係なく、頑張りを評価したら直接想いを伝えてくれる。それがこんなに嬉しいことなんだなということを、改めて感じた出来事でした。

最後に「携わった設計のメンバーにも伝えてくれ」と言われ、僕は一人一人に社長の言葉を伝えて、みんなで喜びを噛み締めました。
こういうのもMTGならではの喜びなんじゃないかなと思います。

MTGが仲間であり家族のような温かさを感じた瞬間 MTGが仲間であり家族のような温かさを感じた瞬間

背伸びをするように『SIXPAD』を使う。
そんな時代を作っていきたい

いつか一家に一台、『SIXPAD』の商品があるようにしたい。それが僕の夢です。『SIXPAD』を世界No.1EMSブランドにしたい。当たり前みたいに家にあって、朝起きた時に背伸びをするくらいの感覚でやってもらう。そんな風になるのが夢です。

大げさに聞こえるかもしれないけど、僕たちが作っているのは単なる健康器具じゃないブランド、商品を通して、新しい価値を作っていく。未来を作っていくんだと思っています。そのために、新しい力にもどんどん入ってきて欲しいと思っています。MTGはルールに縛られず、自分で考えて自由に発想する会社です。今がダメでも全然いいんです。スタートからすごい人じゃなくていい。僕たちと一緒に自分の夢を形にしたいなんだかわからないけど、すごいことしてみたいなって思う人がいたら、一緒に世界No.1のEMSブランドを作りましょう