「皆ひかる」事業活動を通じた
社会への貢献

① 地域社会の活性化と伝統文化の保護・継承​

新本社・研究開発センター建設による地域活性化

皆ひかる

4 教育の機会平等
5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう

ウェルビーイングにあふれる魅力的な熱田を全国、そして世界へと発信

熱田外苑プロジェクトへの参画

当社は新本社の建設を通じて、熱田神宮と呼応しながら地域に根差す人々と地域の企業など、産官学民芸が共創し、歴史・文化・伝統が根付く熱田神宮周辺の"新しい歴史"をみなでつくる「熱田外苑プロジェクト(プロジェクト委員会:あつた宮宿会、名古屋鉄道株式会社、株式会社MTG)」へ参画しております。2025年7月14日には本プロジェクトの発表会見が行われプロジェクトが本格的に始動をいたしました。熱田に新たな人の巡りを生み出すことで、活気に満ちたにぎわいあふれるエリアを創出し、ウェルビーイングにあふれる魅力的な熱田を全国、そして世界へと発信してまいります。

新本社・研究開発センターの建設

当社が2027年に移転を予定している熱田の新本社は、当社の事業ビジョンである「VITAL LIFE ー 健康で美しく生き生きとした人生」を体現する、地域に開かれた複合施設として建設されます。人々の健康な暮らしに貢献すると共に、熱田外苑プロジェクトを通じて、地域の皆様とのつながりをより一層深め、熱田を訪れる人々が今の幸せを感じ、明日への活力が湧いてくる、その様な場所づくりを目指してまいります。

⑤ 製品の品質と安全性の確保​

品質向上と製品安全の確保

皆ひかる

8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任

品質向上と製品安全の確保に向けた
活動を実践

当社では、開発品質及び製品安全を確保するために、開発、品質保証含め関係部署で、過去ノウハウやリスク評価の結果を反映し、企画構想、量産設計、設計検証、製造準備、量産の各ステップごとにデザインレビュー、評価検証を実施しております。製造品質を確保するために、製造パートナーの現場巡回を行い、課題の抽出及び品質管理レベルの底上げを実施、また、是正・再発防止のために、不良・クレーム情報を収集分析し、真因の特定及び再発防止を徹底して行っております。また、お問い合わせやアンケートにより頂いたお客様の声を、開発部門及び開発製造パートナーへフィードバックすることで、市場の声を商品に反映しております。2025年9月期は品質保証体制の変更を含めた機能強化を図り、上記活動の実践を徹底してまいりました。
今後もより一層の品質の向上及び安全性の確保に努めてまいります。

⑥ 人権の尊重 / 責任ある調達
の推進

人権配慮資源の使用

皆ひかる

責任ある調達の推進

何もかもひかる

1 貧困をなくそう
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
12 つくる責任 つかう責任

RSPOの活動支援、人権配慮資源の使用及び責任ある調達を推進

化粧品などの原料として大切な役割を果たす「界面活性剤」という成分は、アブラヤシからとれるパーム油から作られます。それに伴い、アブラヤシ農場の開発による熱帯雨林の伐採や人権問題が課題となっており、持続可能な責任ある調達、人権への配慮が求められています。その中で貴重な熱帯雨林の破壊がこれ以上進まないようにつくられたのが、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議:Roundtable on Sustainable Palm Oil)と呼ばれる国際組織です。

RSPOのSupply Chain Associate Member及びGreen Palm会員への登録を実施

RSPOのSupply Chain Associate Member(準会員クラス:年間使用量が500トン以下)及びGreen Palm会員への登録を現在進めております。登録完了後は、当社使用相当分についてブックアンドクレーム方式※での認証油調達を進めてまいります。

パーム油 ブックアンドクレーム方式での調達に向けた準備

ヘアケアアイテムの売上が急増するとともに、発売するアイテム数も増加しております。それに伴い、開発中のアイテムも含め、改めて原料の由来を明確にするとともに、パーム油の使用量の把握を進めています。上記活動を通して、2027年RSPOパーム油の使用割合を、現状の0%から40%へ引き上げることで、環境及び人権にも配慮した資源の使用、責任ある調達を推進してまいります。

※ ブックアンドクレーム方式:RSPOにより認証された生産者が生産した認証油に、認証クレジット(証券)を発行。その認証クレジットを購入することで、認証パーム油の生産者を支援する仕組み。

⑦ 健康で豊かな生活の実現

地域・社会への健康向上支援

皆ひかる

3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

大学・企業・自治体と協力、地域社会の健康向上を支援

能登半島被災地(珠洲市、輪島市)へFoot Fit 2の寄付及び健康セミナーの実施

2024年1月に発生した能登半島地震で被災された輪島市にFoot Fit 2を200台寄付いたしました。輪島市では地震に加え、記録的な大雨による大きな被害も出ており、避難生活が長期化への懸念より、被災者の健康をサポートできるよう寄付を行いました。商品を安全にお使いいただくために、使い方ガイドの配布と、オンライン説明会を複数回実施いたしました。また、珠洲市にはFoot Fit 3 Heat 10台とHealth Grip 5点を寄付し、地域のサロン活動でご使用いただきました。

東伊豆町でFoot Fitを活用した健康増進&コミュニティ活性化施策実施支援

高齢化の進む東伊豆町では地域住民の健康増進、地域コミュニティの活性化のための施策を検討されており、その中でFoot Fitに注目いただき、相談を重ねた結果、健康増進として日々ご家庭でFoot Fitを使用し、コミュニティ活性化として週1回集合しての「すわトレ」実施という施策を6月-9月で実施いただきました。
当社は住民が使用するFoot Fitと「すわトレ」DVDを貸与する形で支援するとともに、2025年9月28日に東伊豆町が開催した健康イベントにFoot Fitの体験ブースを出展し、下肢を鍛えることの重要性についてFoot Fitの体感をいただきながら啓蒙活動を実施いたしました。

横浜消防局主催イベントに参加、啓蒙活動を実施

横浜市消防局では救急出動要請の増加が課題で、出動要請の56.2%が高齢者の搬送であり、要請理由は転倒が多くなっておりました。そこで、横浜市消防局では高齢者の転倒予防に関する啓蒙活動を実施しており、その一つとして下肢筋力を鍛えることのできるFoot Fit 3を紹介したいとの相談をいただき、2025年の出初式でブース出展をいたしました。会場では来場者の多くにFoot Fit 3を体感いただくことで下肢筋力を鍛える重要性を実感いただくことができました。

⑧ 地域社会の活性化と
伝統文化の保護・継承

寄付活動の実施

皆ひかる

1 貧困をなくそう
3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを

世界中の人々がよりVITALな社会生活を営むことへの支援へ寄与

石川県輪島市への寄付実施

寄付先:石川県輪島市
寄付品:SIXPAD EMS製品 200台
実施日:2024年12月
用途:披災地の方々が一日でも早く心身ともに健康に回復することへの助力となることを願い、トレーニングのサポートにご利用いただけるEMS製品を寄付いたしました。寄付した製品は輪島市を通じて15か所の避難所及び市内の各介護施設へ設置しております。また少しでも製品をご活用いただけるよう、各施設の職員の方々へオンラインで製品の使用方法の説明会を実施したしました。

石川県珠洲市への寄付実施

寄付先:石川県珠洲市社会福祉協議会
寄付品:SIXPAD EMS製品 10台、トレーニング製品 5台/ReFaドライヤー製品 3台
実施日:2024年12月
用途:珠洲市社会福祉協議会が、被災者の孤独・孤立を防ぎ、住民一人ひとりの心のケアとして行うサロン活動にSIXPAD商品を活用いただき、参加者の健康維持のみならずサロン活動への参加の呼びかけやコミュニケーションの促進を図り、被災地の心のケア活動を支援いたしました。

今後も、被災地、地域を中心とした社会福祉施設など寄付先の方々のニーズに応じた自社製品の寄付活動を通じて、事業ビジョン"VITAL LIFE"~世界中の人々の健康で美しく生き生きとした人生の実現~を支える支援を続けてまいります。

五島の椿事業による地域活性化

皆ひかる

8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

五島の地域資源である椿を活用した
産業を育成

グループ会社「五島の椿株式会社」においては、長崎県五島列島に古来、自生する五島椿を活用した事業展開を行っています。花や種といった、年に一度の収穫時期に限られたものだけでなく、葉、枝、果皮、そして椿の花から取り出した「椿酵母」を使用した製品開発を行っています。また、五島列島の歴史、文化に至るまで、あらゆる側面から調査・研究を実施し、知られざる力を発見することで、新たな事業創発を目指しています。

椿農園の活用による地域活性の取組、啓蒙活動と発表

農園の生物多様性を維持する活動を実施すべく、アドバイザーによる勉強会を実施しました。全国放送のテレビ番組で取材・放送していただき、全国に農園での持続可能な取り組みを周知しました。

地域資源の椿油を活用した新商品の開発

椿を活用した、自然由来の原料及び商品開発を継続して行いました。加えて、ギフト仕様の新たなパッケージ商品を発売するなど、商品のラインナップの拡充を図りました。

地域シルバー人材センターとの連携による雇用の場創出

シルバー人材センターを通じて、農園の収穫作業や管理業務を請け負っていただき、高齢者が生き生きと働ける仕事づくりに取組みました。

上記活動を通し、五島の椿事業による地域活性化をロールモデルとして、今後日本の様々な地方産業の可能性を切り拓いてまいります。

伝統工芸技術の活用

皆ひかる

9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

「ブランド×伝統技術」の
コラボレーションの推進

日本が誇る素晴らしい伝統技術と伝統産業を活用した商品のデザインや素材を取り入れ、国内外に向けて発信していきます。伝統工芸技術の価値を紡ぎ続け、ブランドとの融合による新たな顧客層の開拓にもつなげてまいります。伝統技術とブランドのコラボレーションとして、京都の伝統産業を代表とする【漆塗り】の技術を取り入れた「ReFa HEART KYOTO」を商品化しました。本商品は、京都市ふるさと納税返礼品に採用され、自社オンラインショップなどで販売されています。また、地方独立行政法人京都市産業技術研究所の協力を得て、漆塗りの取り組み先パートナーとのマッチングが実現しました。​
また、100%天然猪毛ブラシ「ReFa BRISTLE OAK」では、ブラシのスタンドに真鍮を採用し、富山県高岡市の伝統工芸技術の一つでもある高岡銅器の【鋳造技術】を用いて製作しました。そしてブラシのハンドルは天然木を用い、木の特性を生かした切削や貼り合わせなどの【木工技術】で加工製造された商品を開発しました。本商品も自社オンラインショップや免税店などで販売しています。
また、2025年11月にオープンしたReFa GINZAにおいても、職人技術とコラボレーションした上記3種ブラシの販売を開始しております。
伝統工芸技術を活かした日本独自の"美"の価値を、引き続き発信し続けてまいります。